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堤真一が天才外科医“ブラック・ジャック”に 映画「孤高のメス」
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livedoor news外科医・堤真一が日本初「脳死肝移植」に、腐敗医療界に、挑む…映画「孤高のメス」
新聞來源:スポーツ報知 芸能
現役医師による医療小説「孤高のメス」が、俳優・堤真一(44)主演で映画化されることが30日、分かった。地方病院の腐敗と闘いながら、日本初の脳死肝移植に挑む外科医を描く。
昨年の映画賞を総なめした「クライマーズ・ハイ」の地方新聞デスク役をほうふつとさせる正義感あふれるキャラクター。外科医にひかれていくヒロインの看護師役を夏川結衣(41)が演じる。成島出監督のメガホンで来年初夏公開。
原作は現役医師の大鐘稔彦氏による2007年刊行の小説。臓器移植や地域医療、医療ミスなど医療界の問題点に切り込み、シリーズ6巻の売り上げは100万部。山崎豊子氏の「白い巨塔」を超えると評されている。
主人公は幼少時に誤診で母親を亡くした外科医。同じ事故を繰り返すまいと医師になり、米国帰りの高度な外科技術がありながら、あえて地方の市民病院に赴任。
出世や名声に一切こだわらず治療に全力を尽くす姿に、反発していた周囲も感化されていく。堤が報知映画賞の主演男優賞に輝いた「クライマーズ・ハイ」(原田眞人監督)は成島監督が脚本を担当。そのまっすぐなデスク役を連想させるキャラクターだ。
堤は「現代では失われがちな父性を主人公に感じ、多数派に属することのない姿勢に強く共感します。単に理想的な医療のあり方を描いた映画ではなく、人としてどうあるべきかを描いている映画として見ていただきたい」。
夏川は一人息子を持つ看護師役。外科医に触発され仕事への意欲を取り戻し、尊敬と恋心を抱く。夏川の映画デビュー作は今作にも出演する俳優・柄本明の監督作「空がこんなに青いわけがない」(93年)。ここで助監督として“夏川番”を務めたのが成島監督で、初メガホン作「油断大敵」(03年)では夏川をヒロイン役で迎えた。
夏川は「本格的医療を描いた説得力ある台本にほれ込み、『油断大敵』でご一緒させていただいた成島監督とぜひもう一度!という思いもあって迷うことなく出演を決めました」と再タッグを喜ぶ。
堤は電気メスで豚肉を切ったり、手術時の“糸結び”を特訓中。夏川とともに実際の手術を見学して役作りをしている。脳死肝移植にかかわる重要な役に余貴美子(53)。ほか生瀬勝久、吉沢悠、成宮寛貴、平田満ら。クランクインは5日を予定。
◆“医療過誤”の死、成島監督も経験 ○…東映によると、成島監督はおじと親友の母親を“医療過誤”で亡くしているという。監督は「その怒りと悲しみはずっと忘れることはできない。未熟な者が持てば凶器と化す、メスが起こす悲劇は身近な問題」。2つの事故は1980年後半に近い間隔で起こり、いつか映像で問題提起したいと考えたという。
◆映画「孤高のメス」 現実に臓器移植法案が成立する前の1989年、小都市の市民病院に当麻(堤)が赴任。設備や人員の整う大学病院に頼りきったこの市民病院で、当麻は次々と高度な手術を成功。浪子(夏川)や若い医師らが信頼を寄せていく。肝硬変の重病患者が運ばれ、当麻はまだダブー視されている脳死肝移植を決断。浪子ら外科チームと日本初の大手術に踏み切る。
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